13日、被害の大きかった氷見市の旅館では、営業再開へ向けた復旧作業が行われました。

雪まじりの雨が降る氷見市。

宇波地区の旅館「うみあかり」では、断水によって元日から溜まっていた皿を洗う作業などスタッフが地震の後片付けに追われています。

うみあかりでは、地震の影響で天井の一部が落ちたり床に亀裂が入るなどの被害を受けました。

地震後、3176人分の予約がキャンセルとなり5700万円の損害がでたということです。

うみあかりでは、今月10日に断水が解消し、あさって15日からの営業再開を目指し、急ピッチで復旧作業を進めています。

うみあかり・長田卓也総支配人
「地震直後は本当にどうなるかと思いましたし、日々、断水が続いて館内の清掃や洗い物ができなかったので、今後どうなるかなと思いましたが…たくさんの地元のスタッフに助けられて急速にここまで進んでこられた」