青森港へのクルーズ船の寄港が、2024年に過去最多の42回予定され、多くの外国人観光客が県内を訪れる見込みです。こうした中、受け入れ体制を整備しようと通訳ガイドが観光客の印象に残る話し方を学びました。

クルーズ船で降り立った観光客向けのツアーコースの一つ、青森市の青龍寺に集まったのは県内の通訳ガイドとボランティアたち7人です。

河村庸市キャスター
「参加した案内士は実際に外国語を使ってガイドをして本番に備えています」

参加者のほとんどがすでに通訳として活動していて、11日は本番さながらに解説していきます。

参加した通訳ガイド
「がっちりしている大仏様を見ていると平和や安心感が得られるんですよ」

ガイドのあとには全国各地で研修を行なう講師が印象に残るテクニックを伝授します。

通訳ガイド講師 寺居純代さん
「1984年とか言ってもわりとみなさんの頭の中には残らない。あなたの国ではこういうことがありますよという話をするんです」

県内を訪れる外国人観光客はコロナ禍以降のインバウンドの回復で増加傾向にあり、2024年は青森港に寄港するクルーズ船は過去最多の42回にのぼります。ただ、こうした人たちが必要とする通訳ガイドは1月5日時点で56人と、まだまだ少ないのが実情です。

県誘客交流課 工藤里実課長代理
「観光客に伝わる言語で青森の魅力を地元の目線でしっかりと伝えていく。通訳ガイドの役割がこれからますます重要になってくると思います」

県では今後もガイド研修を重ね、より魅力的な青森を発信できるよう、体制を整えていきたいとしています。