1月10日の「110番の日」に合わせ、岩手県内各地の警察署は適切な110番通報を呼びかける催しを開きました。このうち盛岡市内の商業施設では盛岡東警察署がブースを設け、警察の仕事をPRするとともに正しい110番通報を呼びかけました。
白バイの乗車体験には多くの親子連れが参加し、制服を着て白バイにまたがった子どもの写真を撮っていました。

屋外ではパトカーの乗車体験のほか、応急通信対策車も展示されました。大きなパラボラアンテナを積んだ車両は事件や事故、災害現場などで通信を確保したりヘリコプターや通信衛星からの映像を収集したりできます。

いざという時に市民の命や安全を守る「110番通報」ですが、去年1年間、県警に寄せられた通報のうち28.9%がスマートフォンの誤動作やいたずらなどでした。

(盛岡東警察署地域課 東野誠 通信指令係長)
「誤動作で110番に繋がった際も警察としては事件か事故かを気にして折り返し電話を必ずかけていました。是非その折り返し電話に応じていただいて、『さっきのは間違いでした』と一言言っていただければ」

警察の担当者は警察を身近な存在と感じてもらうとともに、正しい110番通報をPRしていました。