山梨県韮崎市のコメの卸売業者、T・Mプライズが事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したことがわかりました。T・Mプライズは先月、コメの食品表示で山梨県から是正指示を受けていて、負債は2022年11月時点で2億8000万円とみられています。

帝国データバンク甲府支店によりますと事業を停止したのは県内でコメの仕入れや加工、販売を行っていたT・Mプライズです。

T・Mプライズはコメの卸売りのほかにスーパーなど量販店向けに炊飯を販売し、2022年11月期の年売上高は約1億4600万円を計上していました。

しかし同業他社との競合が激化し採算確保に苦戦を強いられていたことに加え、去年12月に袋詰の精米を販売する際、パッケージには「武川米こしひかり」と表示していたにもかかわらず、実際は北杜市武川地区周辺のコメを使わずに販売していたなどとして山梨県から是正指示を受けました。

このため、信用を失い、先行きの見通しが立たなくなり1月5日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任しました。

負債額は2022年11月時点で約2億8000万円となっています。