羽田空港で、日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、海保機の機長が「着陸機が来るのを知らなかった」などと話していることが新たにわかりました。
今月2日、羽田空港で起きた事故では、海保機が滑走路に進入してからおよそ40秒間停止していたとみられ、着陸した日本航空機と衝突しました。
海保機の機長には、警視庁や国交省の聞き取りが行われていて、その後の関係者への取材で機長が「着陸機が来ることを知らなかった」などと話していることが新たに分かりました。
また、機長は、海保機を滑走路に進入させたことについて、「他の乗組員にも確認した」とも話しているということです。
管制官とのやりとりは、機長と副機長が聞いていたとみられることから2人は同じ認識のもと、滑走路に機体を進入させた可能性があり、国の運輸安全委員会などは事故の原因を慎重に調べています。
一方、3連休初日のきょうも、羽田空港を発着する便を中心に欠航が決まっています。
日本航空は、国内線で100便の欠航を決め、およそ1万4000人に影響が出るとしています。
全日空でも、国内線の96便が欠航し、およそ1万8000人に影響が出るということです。
あすも、日本航空と全日空であわせて194便が欠航になる見通しです。
注目の記事
年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】









