アメリカのバイデン大統領は、2021年の連邦議会乱入事件から3年が経つのにあわせて演説を行い、トランプ前大統領について「歴史を盗もうとした」などと強く非難しました。

アメリカ バイデン大統領(米・ペンシルベニア州 5日)
「トランプは歴史を盗もうとした。選挙を盗もうとしたのと同じように」

バイデン大統領は連邦議会乱入事件について、トランプ前大統領の行為を改めて非難しました。また、今年の大統領選挙に関して「トランプは将来ではなく、過去にこだわり、自分のために選挙戦を行っている」と批判しました。

トランプ前大統領(米・アイオワ州 5日)
「いんちきジョーがきょう、情けない、恐怖を煽る選挙集会をやっていた。終始もごもご言っていたな」

トランプ氏は直後に開いた選挙集会でバイデン氏を「最悪の大統領だ」などと批判し、「今年は最終決戦だ。負けたら国が失われる」と訴えて支持を求めました。