長崎市の魚市場では5日朝、初競りが行われ、去年を大きく上回る水揚げ量で幸先の良いスタートとなりました。
威勢の良い掛け声とともに日本一の魚種を誇る長崎魚市の1年が始まりました。

今年の初水揚げ量は、去年を170トン上回る200トンで、市場にはハマダイやマカジキなどおよそ250種類の魚が並びました。



縁起物のマダイには最も高いもので1キロ当たり5,000円の値がつきました。

ヤマダイ古川大蔵商店 古川清也 代表取締役
「縁起物なのでいつもちょっとより多めにちょっと高めに。強気で縁起良く今年1年なってもらうために買ってみました。」

長崎魚市総合企画部山内一馬さん
「例年以上に活気のある競りが行われていまして、とても幸先の良いスタートかなと思っています。」
5日は初市式も行われ、石川県能登半島地震の犠牲者に黙とうが捧げられた後、今年1年の豊漁と商売繁盛が祈願されました。