日々の実感を歌に詠みユニークな書と絵で表現した歌人、清水比庵の作品を集めた展覧会が倉敷市で開かれています。

倉敷市の美観地区にある、きび美ミュージアムで開かれているのは高梁市出身の歌人・清水比庵の生誕140年を記念した展覧会です。

「毎日佳境」をモットーに前向きな歌を読み続けた比庵。

会場では歌と絵と書が一体となったユニークな作品が並び誰でも親しめる独特の作風が来館者を楽しませています。

(きび美ミュージアム 子川さつき学芸員)「日々の実感を歌に詠み書に書き絵に描いてというところがやはり先生(比庵)のみずみずしい、いつまでも感性を失わないというところ。そこをごらんいただきたい」

展覧会「比庵、楽し」は1月16日まで開かれています。