2日午後5時50分ごろ、羽田空港で火災が発生しました。第3管区海上保安本部によりますと、着陸態勢に入った日航機が、離陸前に滑走路を移動していた海上保安庁の固定翼機にぶつかった可能性が高いということです。

日本航空によりますと、火災が起きているのは北海道の新千歳発・羽田行きの日本航空516便で、機体には乗客367人の乗客と12人の乗員が乗っていましたが、日本航空によりますと、全員脱出したということです。

捜査関係者によりますと、海上保安庁の航空機に乗っていた乗員6人のうち5人が救出されましたが、死亡が確認されました。機長も重傷を負っています。

東京消防庁によりますと日航機に乗っていた17人もけがをしたという情報があるということです。

海上保安庁によりますと、接触した海上保安庁の航空機は能登半島地震の対応のため、新潟航空基地へ物資を送る途中だったということです。