盛岡市内の教育・保育施設で感染性胃腸炎が集団発生し、園児ら13人が下痢や嘔吐の症状を訴えました。今年度岩手県内で起きた感染性胃腸炎の集団発生は27件(うち盛岡市16件)です。去年の同じ時期は38件でした。

盛岡市保健所によりますと、盛岡市の教育・保育施設で12月18日から25日にかけて、園児12人と職員1人の合わせて13人が下痢や嘔吐の症状を訴えました。この施設は園児と職員合わせて50人以上の規模があり、重症者はなく全員が回復または回復傾向にあるということです。
感染経路を調べたところ、体調不良者の施設利用や排せつ物の処理後の手洗いで一部不十分な点があったとして、この施設に対して再度手洗いの徹底と消毒方法の確認を行い、二次感染予防対策について指導を行ったということです。