新年を迎える準備です。岡山県真庭市の湯原温泉で、名物の露天風呂「砂湯」の大掃除が行われました。

「砂湯」の大掃除は湯の恵みに感謝し、利用者に気持ちよく入浴してもえるようにと年に2回、6月と年末に行われています。
きょう(27日)は湯原温泉で観光業に携わる人など約30人が参加し、湯を抜いたあとジョレンで敷石をかきあげ、高圧洗浄機で浴槽の汚れを洗い流しました。露天風呂の東屋には新しいしめ縄が飾られ、新年を迎える準備が整いました。

(湯原町旅館協同組合青年部 高橋啓輔部長)
「だいぶお客様の足並みも戻ってきたかな、という感じではありますが、まだまだ人通りが少ないように感じています。来年に向け、またがんばりの年かなというふうに思っています」

コロナ前の8割まで客足が戻り、年末年始の旅館は予約でいっぱいだという湯原温泉。忙しい正月を迎えます。

