岡山県議会の演壇に高校生が立ちました。生徒が県政の課題などについて自ら県議会議員に質問する高校生議会が12月19日開かれました。

「これより岡山県高校生議会を開きます」

岡山県高校生議会は、生徒が感じている身近な疑問や課題についての質問に現職の県議会議員が答弁し、

高校生に議会の仕組みや役割などを知ってもらうことなどが目的です。

この日も高校生議員が質問に立ち、自ら考えたさまざまな県内の課題などについて質しました。

(質問に立った高校生)「岡山県では他県に比べ刑法犯少年が増えていることについてどのような分析をしていますか」

(質問に立った高校生)「現在行われているPRによって岡山県に興味を持ってくれる人が

どれくらい増えているのかなどの成果について聞きたい」

なかには議員の答弁に対してさらなる回答を求める生徒も。

(再質問する高校生)「私たち市民の声を聞いてくれる場を設けてくれるということですが、

具体的には何年後でしょうか」

(産業労働警察委員会 木口京子委員長)「委員会の中でもしっかりつめていきたい」

(参加した高校生)「議会と聞くともう少し堅苦しいイメージだったのですが、ラフな感じで」

(参加した高校生)「再々質問までしたので本音の部分が聞けたというか、用意されていないところまで聞けたことがよかった」

高校生議会で出た質問は、今後の県議会で議案作成の参考にもされるということです。