島根県の丸山達也知事は26日の定例記者会見で、先週、死亡事故が発生した島根原子力発電所について、さらなる安全管理の徹底を求めました。

島根県 丸山達也 知事
「原子力発電所の安全対策工事が、安全に行われなければならないのは、当たり前のこと」

島根原発では21日、協力会社の男性作業員が作業中に、落下してきたコンクリートの下敷きになり死亡しました。
この事故を受け丸山知事は、安全な工事が安全な設備につながると、改めてスケジュールありきではない安全第一の作業を求めました。

島根県 丸山達也 知事
「ダイハツ、見てください。無理な工程を押し付けたら、どこかで手を抜かなきゃ、仕方がなくなるでしょ」

丸山知事はダイハツの不正問題にも触れ、安全を最優先に、過重労働を伴わない工程で作業を進めることが必要だと述べました。