罪を犯した人々の社会復帰を支援している岡山市の団体が、様々な分野で社会に尽くした人々に贈られる「社会貢献者表彰」を受賞しました。

これは、日本財団の助成を受けた団体が長年行っているもので、今回は国内外の30組が選ばれ、岡山県からは北区の「備作恵済会古松園」が受賞しました。

受刑者の再犯防止などを目的に1897年に設立された古松園では、金銭や対人関係などの課題と向き合う特別プログラムを設けて、社会復帰を献身的に支えてきたことなどが評価されました。

(更生保護法人 備作恵済会古松園 岩戸顯施設長)
「これからは被害者の気持ちに立った活動も取り入れて、なお加害者に反省を促すことができれば」

社会貢献者表彰は今回で60回目を迎え、これまでの受賞者は1万2000組を超えているということです。