来年(2024年)3月に行われるJR西日本のダイヤ改正について、備前市や瀬戸内市などは、JR赤穂線の減便の見直しをJR西日本に要望しました。

要望に訪れたのは、岡山県の上坊副知事のほか備前市の吉村市長、瀬戸内市の三浦副市長ら沿線の自治体関係者です。

来年3月16日のダイヤ改正でJR赤穂線は、午後10時台の備前片上行きの普通列車が長船駅までの折り返し運転となり、これに伴い備前片上発の下り最終列車が午後9時54分とこれまでより1時間以上早くなります。
今回のダイヤ改正で、赤穂線は4年連続の減便となります。

(岡山県 上坊勝則副知事)
「地元も利用を促進しているのに、利便性を低下させると、自ずと利用客も減ってくる。やはり一定程度の利便性の確保が利用実績を上げるという基礎になるのかなという。そこは強く申し上げた」

JR西日本岡山支社の藤原支社長は、「持続的に輸送サービスを提供するために必要な見直しを行っているものであり、ご理解を賜りたい」とコメントしています。
