ヤクルトは9日、高津臣吾監督をはじめ、山田哲人ら計14名が新型コロナウイルス陽性判定を受けて、この日神宮で予定されていた阪神戦の中止を発表した。

球団の発表によると、山田、濱田太貴、高津監督、石井弘寿コーチ、高梨裕稔、清水昇、田口麗斗、松本直樹、内山壮真、奥村展征、長岡秀樹、丸山和郁、青木宣親、スタッフ1名(計14名)が新型コロナウイルス陽性判定を受けた。

今回の陽性判定の経緯として、山田と濱田は前日の8日に体調不良を訴え、PCR検査を受け陽性と判定された。さらに9日の定期PCR検査を経て、高津監督らをはじめ、複数選手の陽性が判明。また陽性の14名は自主隔離中で、所轄保健所の指示を待っているという。

ヤクルトはここまで53勝27敗1分け、貯金26で首位を独走中。2日には史上最速でマジック53が点灯し、現在マジックは49で2位の巨人とは12ゲーム差。この日の先発はヤクルトはサイスニード、阪神は伊藤将司の予定だった。

さらに2軍では8日に投手の石山泰稚、丸山翔太、9日に内野手の川端慎吾、球団スタッフ1人の陽性を発表し、イースタン・リーグ(DeNA戦)は2試合中止となっていた。