23日、松竹が新派俳優の柳田豊さんが肺炎で亡くなったことを伝えました。93歳でした。
柳田さんは昭和5年(1930年)10月24日に生まれ、千秋実主宰の劇団薔薇座を経て、昭和28年(1953年)劇団新派に入団。初代水谷八重子氏に師事し、昭和34年(1959年)幹部に昇進しました。
『華岡青洲の妻』の良庵 、『鶴八鶴次郎』の竹野、『遊女夕霧』の円玉、『残菊物語』の五代目菊五郎などの幅広い役柄をこなし、深い趣のある確かな演技で劇団を支え続けた、芸歴70年の最古参とのことでした。
とくに『滝の白糸』の裁判長は説得力のある好演をみせた当たり役とされており、昭和55年(1980年)に国立劇場奨励賞・平成14年(2002年)に俳優協会功労賞を受賞しています。
最後の舞台は令和5年(2023年)6月18・19日開催の三越劇場「新派朗読劇場」の『朗読 残菊物語』。柳田さんは五代目菊五郎役を務め、生涯現役を果たしていました。
【担当:芸能情報ステーション】














