損害保険大手4社に対する異例の一斉行政処分です。企業向け保険の保険料を事前に調整していた問題で、金融庁が損保大手4社に対し、今月26日にも業務改善命令を出す方向で最終調整に入ったことがJNNの取材でわかりました。
対象となるのは、損保大手の「東京海上日動火災保険」「損害保険ジャパン」「三井住友海上火災保険」「あいおいニッセイ同和損害保険」の4社です。
4社は、企業への保険金の支払いを複数の会社で分担する「共同保険」と呼ばれる分野で水面下で連絡を取り合い、保険料を事前に調整していました。
4社は少なくとも100社を超える取引先との保険契約で価格調整を行っていて、関係者によりますと金融庁は4社に対し、今月26日にも保険業法に基づく業務改善命令を出す方向で最終調整に入りました。
大手損保4社に対し一斉に行政処分を行うのは異例で、業界内で常態化していた価格調整の是正を求める考えです。
注目の記事
「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い









