琉球大学は、県内の薬剤師不足解消を目的とした「薬学部」の設置について、今後県との話し合いを進めていくことを確認しました。

沖縄県は、人口あたりの薬剤師の数が全国ワーストで人材育成が課題となっています。

一方、琉球大学は今月8日まで行われた薬学部の設置希望には応募しませんでしたが、県の調査に「協議したい」と回答していました。

こうしたなか琉球大学の西田睦学長は、12月21日に県庁で池田副知事と面談し、薬学部設置の可能性について、県との協議の場を設けることを確認しました。

池田副知事
「人材育成という観点から、薬学部の設置が実現できるかですね。一緒に知恵を絞って、そして汗をかいていただければ」

琉球大学 西田睦学長
「具体的には薬剤師不足を何とかするという、薬学部をつくることもありますが、その他にも色々工夫していくこともある。そのあたりも含めて一緒に検討していき」

西田学長はこのように述べ、様々な課題について県と対応を協議したい考えを示しました。