夜間の軽症患者に対応する山梨県内の初期救急の体制が大きく変わり、来年5月に山梨大学医学部附属病院に集約されることになりました。
背景には当番医を担う医師の高齢化があります。



21日、長崎知事と県内の首長ら関係者が会見し、山梨大学附属病院に初期救急医療センターを立ち上げると発表しました。
夜間の救急診療体制を見直し、軽症患者を受け入れます。

夜間の救急診療は現在、初期、2次、3次に分かれていて、軽症患者は初期、入院が必要な場合は2次、重篤な場合は3次と症状で受け入れる医療機関が異なります。

今回変更するのは初期救急で、これまで主に地域の開業医が担ってきた当番制を見直します。
背景には、当番制に参加する医師の「高齢化」があります。




山梨県医師会 鈴木昌則会長:
救急医療は、コンビニ受診といわれる軽症患者の増加や患者の専門医志向の高まりに加えて、医師の働き方改革の始まりなどから地域において課題となっている。開業医の高齢化が理由で、救急センターへの勤務や在宅型救急当番の維持も厳しい状況。

初期救急医療センターでは、医師2人と研修医2人で対応する予定です。


山梨大学医学部附属病院 木内博之病院長:
地域医療を守り救急医療の教育の観点から、この初期救急を行うこと、病院内では協力することで一致。

県や市町村などは年明けに準備委員会を立ち上げて詳細を詰め、来年5月中旬の新体制への移行を予定しています。














