岡山県勢として初めて全国中学校駅伝を制し、男女で史上2校目のアベック優勝を成し遂げた岡山市の京山中学校。きょう(21日)公開練習が行われ、選手たちが心境を語ってくれました。

(岡山市立京山中学校3年 陸上部 長原武琉主将)「3年間の締めの試合だったので、積んできた練習の意味が十分に発揮できたらいいなって」

岡山市北区で練習に臨む京山中学校陸上部です。寒空の下、約45人の部員がトレーニングに励んでいました。

今月(12月)17日、都道府県代表などで争う全国中学校駅伝で京山中学校は山口県代表チームを1秒差で振り切り、男子の部で優勝。岡山県勢で初めて大会を制しました。3区で9人抜きと優勝に貢献した鶴藤健琉選手も喜びを口にします。

(岡山市立京山中学校 陸上部 鶴藤健琉選手(3年))「走っていると、先輩や保護者の方の声援が聞こえてきて、そこでギアをアップさせることができて良かった」

女子の部でも京山中学校は優勝。こちらも県勢で初の頂点に輝きました。男女でのアベック優勝は史上2校目の快挙です。

(岡山市立京山中学校 陸上部 黒田六花主将(3年))「ゴールテープを切った時は、うれしさと達成感がすごくあって。そのあとみんなでワーとなった時もすごく感動して、本当にいい駅伝だったなと思います」

仲間と力を合わせ成し遂げた偉業。

女子の部4区で区間賞を獲った2年生の石原万結選手は来年の活躍を誓ってくれました。

(岡山市立京山中学校 陸上部 石原万結選手(2年))「来年もいろんな大会に出ると思うので、そこで毎回いい結果が残せるようにしていきたいです」

(陸上部員)「優勝したぞー!」