12月8日から全国公開された 映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
主題歌『想望』を手がけた歌手の福山雅治さんと原作者の汐見夏衛さんに、単独インタビューを行いました。
ー主題歌『想望』を作る際に心がけていたことはー
福山さん:
「キャストの中で今作においてどの“魂”を鎮めるべきなのだろう
ということを考えるようにしているんですね。
『レクイエム』が一番合うんじゃないかなと。こういった作品においては。
今回『レクイエム』を書くのであれば“彰”なのかなと思って。」
愛する百合を残し特攻へと向かう彰の視点で書かれた歌詞。
元国語教師の汐見さんが手掛けた原作を何度も読み込んで書いたといいます。
ー福山さんが主題歌を担当すると聞いた時の感想ー
汐見さん:
「いや本当に人生で一番ビックリした瞬間。」
福山さん:
「いやいや、他にもありますよ」
ー今の時代に戦争や特攻隊をテーマにした理由は?ー
汐見さん:
「戦争を題材にしたときの生徒の反応。
最近の子は共感性が高くて、本当に感情移入して読んでしまうので
フィクションというオブラートに包めば
もうちょっと受け取りやすくなるかもしれないので。」
そして、福山さんは、これから映画を観る皆さんに伝えたいことが…。
ーこれから映画を観る方へメッセージー
福山さん:
「戦争の映画がこうやって公開されるという事実は平和だからできるという。
そういった平和である社会を構成する一員として何が出来るのかと。
それは今自分がやらせてもらえている
この仕事を最大限にまっとうすること。
誰かに喜んでもらうことだったり、少し気分を変えてもらうことだったり。
そのエンタテインメントをしっかりまっとうすることが、
社会を平穏に保つことの社会参加だと思っています。
そういったことを見事に表現しているエンタテインメント作品に
なっているので、ぜひこの作品ご覧になってください。
よろしくお願いします。」
【担当:芸能情報ステーション】














