9月に閉店したJA系のスーパー「トスクちづ店」が19日「エスマートちづ店」に生まれ変わり、オープンを迎えました。
旧トスクの店舗ではわかさ店に続いて2店舗目の再出発です。

エスマートちづ店 山下純一店長
「お待たせいたしました。いよいよエスマートちづ店オープンいたします。よろしくお願いいたします。」

智頭駅の目の前にあるエスマートちづ店、朝9時にオープンすると地元の人たちが次々と店に入りました。
店舗はリニューアルされ、仕入れルートを活かした鮮魚や店内調理の総菜などが充実しました。

買い物客
「これまで寂しくて、うれしいです。」
「ちょっと不便を感じとったけど、きょうからまた元気が出ますな。」

エスマートちづ店 山下純一店長
「予想以上に来ていただいて本当にうれしい限りです。智頭町の皆様、エスマートが新時代を迎えるようなお店を作っていきたいと思いますので。」

鳥取県東部に9店舗あったJA鳥取いなば系のスーパー「トスク」は、9月末までにこの智頭町の店舗を含め全て閉店しました。
このうち、若桜町と智頭町の2店舗については鳥取市に本店を置くスーパー・エスマートが引き継ぐこととなり、11月のわかさ店に続く2店舗目として、19日ちづ店のオープンを迎えました。

智頭町にはここ以外にも大型の量販店がありますが、地域に貢献するスーパーとしての再出発となりました。

エスマート 寺谷淳社長
「地元のためにがんばるぞと、トスクからエスマートに移ってきてくださった方もありますし、ぜひトスク・エスマートミックスでますますご支持を得たいと。」

オープン初日は大盛況、鳥取県内のJAのスーパーが全て閉店の波にのまれる中、地域のためにと再出発した店舗が注目を集めています。