南砺市の特産「干し柿」。新年に宮中でお供えするために毎年、献上されています。19日は、宮内庁に送る干し柿を選ぶ、選果式が行われました。

19日は「富山干柿」の生産や販売を行う、富山干柿出荷組合連合会の関係者が集まり、宮内庁に送るための選果式を行いました。

「富山干柿」は、南砺市の福光と城端地域でおよそ140軒の農家が生産している「三社柿(さんじゃがき)」を20日間干して作られる特産品です。糖度が40度以上と甘く、適度な歯ごたえが特徴で、お歳暮や新年のあいさつの品として海外でも人気です。宮内庁へは、1980年代に献上の要請があって以降、毎年、11月の新嘗祭と新年のお供え物として送っています。
富山干柿出荷組合連合会・藤井敏一会長:
「私どもは皇居にお飾りいただける柿を作っているということが一つの励みでやっていますので、この選果式は非常に楽しみにしています」

選果式に持ち寄られたのは60グラム以上の3Lサイズの「富山干柿」およそ200個。直売所などでは1個あたり400円ほどで販売されていますが19日はそのなかから、色づき、形ともに良い20個だけをプロの目で選りすぐり贈答用の桐箱に詰めていきました。
富山干柿出荷組合連合会・藤井敏一会長:
「甘さがまた一段とおいしく仕上がっていますので、皆さんきっとご満足していただける商品になっていると自信を持っています。全国の中で、富山干柿が選ばれて、皇居にお飾りいただけるという誇りを持って、私共これからも頑張っていこうと思います」

今季の富山干柿は、強風で傷がついたために出荷量は当初見込んでいた250万個から200万個ほどに減ったということですが、大きさや甘さは例年よりも良く仕上がっているということです。














