JR四国グループのホテルのレストランで、女性社員が客が支払った現金の一部やポイントなどを不正に着服していたことが明らかになりました。

(JR四国ホテルズによる会見・高松市)「関係する皆様に多大な迷惑をおかけしました。まことに申し訳ありません。」

現金などを着服していたのはJRホテルクレメント高松のレストラン「フィオーレ」で勤務する20代の女性社員です。

JR四国ホテルズによりますと、接客やレジを担当していたこの女性社員は、14回にわたり客に実際より多い金額を請求し、差額分あわせて4万円余りを着服したということです。

また、客が支払う際に加算されるポイント36件分、約1万6000円相当を自分の会員カードに付与して着服していました。

女性社員が11月15日にこのレストランで食事をし、約1万3000円分をポイントで支払おうとしたことから発覚したもので、JR四国ホテルズは、今後女性社員の処分を行うとともに、コンプライアンスの徹底を図りたいとしています。