プロ野球ドラフト会議で、中日ドラゴンズから1位指名を受けた岡山県和気町出身の草加勝投手が、母校の小学校を訪れました。

草加投手は子どもたちに「夢をあきらめず、努力する大切さ」を伝えました。

和気小学校の児童たちに大きな拍手で迎えられたのは、プロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズから1位指名を受けた草加勝投手です。

(中日から1位指名 草加勝投手(亜細亜大学))
「みなさんと一緒のこの校舎で授業を受けて、この体育館でも体育をしたり、ドッジボールをしたり遊んでましたし、みんなと同じようなことをして過ごしていました」

和気町出身の草加投手は、和気小学校に統合された藤野小学校を2014年に卒業しました。子どもたちとの交流会で約200人の全校児童を前に、小学校での思い出やプロ野球選手を目指してきた思いなどを語りました。

(中日から1位指名 草加勝投手(亜細亜大学))
「苦しいな、やめたいなという時ももちろんありました。プロ野球選手という夢はずっと持っていたので、どれだけ苦しくても夢に向かって頑張ってきたので」

きょう(19日)は児童の代表とキャッチボールを行い、そして、子どもたちにピッチングも披露しました。

(児童)
「目の前ですごく速い球を見られて嬉しかったです」
「いっぱい努力して野球選手になったと言われて、すごく勇気をもらいました」

(中日から1位指名 草加勝投手(亜細亜大学))
「おめでとうや頑張れの言葉をいただけたので、頑張る活力というか、自分の元気にもつながりますし、とてもありがたいです」

草加投手は来月(1月)上旬、中日ドラゴンズの寮に入り、新人合同自主トレに参加するということです。