九州北部地方の上空約1500メートルには、氷点下3度以下の寒気が流れ込んでいます。19日は気圧の谷や九州の南海上を通過する低気圧の影響を受ける見込みです。
このため九州北部地方では、19日夕方にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがあります。
また九州北部地方では、20日後半から強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まり、21日から22日頃にかけて大雪となるおそれがあります。
19日午前6時から20日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
大分県山地 5センチ
熊本県山地 5センチ
熊本県平地 3センチ
(山地は標高200メートルを超える地域)
降雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理、電線や樹木等への着雪に注意が必要です。
そしてその後も全国各地で厳しい寒さと雪に警戒です。
気象庁は、この時期としては10年に一度の著しい低温・降雪量となる可能性がいつもより高まっているとして、「低温と大雪に関する早期天候情報」を14日発表しました。
北海道、東北、関東甲信、北陸、東海、近畿、中国の一部地域では、20日頃から顕著に多い降雪量となるおそれがあります。
気象庁によりますと、東北から沖縄までの広い範囲で、20日頃にかけて気温が平年よりかなり低くなり、大雪となるところもあるとしています。
各地の早期天候情報です。