12月27日から、全国高校ラグビー大会が始まります。香川県代表は2年連続の高松北。花園での初勝利を目指し闘志を燃やします。

目指すはとにかく「1勝」

高校ラグビーの聖地・花園での戦いまであとわずか。激しい練習を続ける高松北高校です。

チームの中心はパワーと、スピードを併せ持ったフルバック・キャプテンの普門選手です。

(高松北ラグビー部 普門晃輔主将)
「自分のためにも勝ちたいし、応援してくれている人のためにも勝ちたいし。目標を統一しようというのは前から大事にしているので、一勝に向けてみんながんばっています」

高松北は、11月に行われた香川県大会決勝戦で坂出第一と対戦。普門選手が次々とトライを決め、逆転に次ぐ逆転で戦いを制し2年連続の花園出場を決めました。

夏まで部員は11人 野球部員4人が加わった「甲子園に行けなった」

(高松北ラグビー部 高木智監督)
「去年の優勝校でありながら、夏までは部員は11人しかいませんでした」

単独出場が危ぶまれるチームを救ったのは、夏まで甲子園を目指していた元野球部の4人です。

ピッチャーだった小倉選手は、広い視野とパワーを活かしフォワードとして花園に立ちます。

(元野球部ピッチャー 小倉聡太選手)
「野球部では甲子園に行けなかったので、ラグビーでは花園に出てチームを勝たせるようなプレーをしたいです。男気のあるプレーを見せたいです」