イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘中にイスラム組織ハマスに拘束されていた人質3人を誤って射殺したと明らかにしました。

イスラエル軍は15日、ガザ地区での戦闘中、ハマスに拘束されていたイスラエル人の人質3人を「脅威と誤認し、発砲した」と明かしました。3人の遺体はイスラエル側に移送され、身元確認の結果、いずれもハマスの人質となっていたイスラエル人男性であることが分かったということです。イスラエル軍は「深い反省の意を表明する」と述べた上で、原因の調査を始めたとしています。

ネタニヤフ首相は「耐え難い悲劇であり、人質全員を帰すという最も重要な取り組みを続ける」とコメントしています。

こうしたなか、イスラエルを訪問したアメリカのサリバン大統領補佐官は、15日の会見で次のように述べました。

アメリカ サリバン大統領補佐官
「この戦争は別の段階に移行するだろう」

サリバン補佐官は、イスラエルが現在ガザで展開している大規模な地上作戦は、ハマスの指導部などに標的を絞った「次の段階」に移行すると話し、近く、地上戦の規模が縮小されるとの見方を示しました。“具体的な移行の時期については、イスラエルと話し合いを続けている”と述べるにとどめています。

一方、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは15日、“同局のカメラマンがイスラエル軍のミサイル攻撃により、ガザ南部のハンユニスで死亡した”と伝えました。

報道の自由を守る目的で活動する団体「ジャーナリスト保護委員会」によりますと、“10月7日の戦闘開始以降、少なくとも64人のジャーナリストやメディア関係者が死亡している”ということです。