産地が確認できないナマコを販売していたなどとして、愛媛県は15日、松山市の水産業者、「松山魚市場」に行政指導を行いました。
県によりますと、「松山魚市場」は、去年12月から4か月間、産地が確認できないナマコを仕入れ、ニセの漁獲番号を付けるなどして松山市の公設水産地方卸売市場で販売していたということです。
山口沖のナマコ密漁事件を受け、県が今年8月から立ち入り検査を行った結果、産地が確認できないナマコが少なくとも45トン販売され、6500万円を売り上げていたことが確認されたということです。
あいテレビの取材に対し、今年4月、卸売市場の関係者は、密漁されたナマコが取り引きされていた可能性が高いと証言していました。
(市場の関係者)
「魚市場の中で(ナマコの)処理をしていた、箱から移し替えるなど。あまりにも堂々と、魚市場のど真ん中でやっていた『せり場』という場所で」
また、別の関係者は、少なくとも2年ほど前から卸売市場では競りが始まる前に毎日、大量のナマコを別の箱に移し替える作業が行われていたと証言します。
県は15日、水産流通適正化法に基づき、「松山魚市場」に対し、ナマコの産地の確認や再発防止策などを求める行政指導を行いました。
県の調査に対し、「松山魚市場」の松本英志社長らは、違法な販売を認めたということです。
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