年金支給日の15日、福島市内の金融機関では、警察などがお年寄りにチラシやタオルを渡し、なりすまし詐欺への注意を呼びかけました。

福島県内のなりすまし詐欺被害をみてみると、今年の被害額は1億4770万円と去年より7700万円あまり少なくなっています。

手口は架空請求が38件と、全体の半数近くを占めています。去年と比べても24件増えています。なかでも注意が必要なのが「電子マネー」による被害で、29件と最も多くなっています。

電子マネーによる被害で多いのは、パソコンやスマホの「ウイルス感染」を装ったものです。