岩手県と盛岡市は11日、小中学校と高校、幼稚園・こども園の合わせて23施設で、インフルエンザによる休業措置が取られたと発表しました。1日あたりの発表数が20件を超えるのは今シーズン6回目です。

学年閉鎖は花巻市立東和中学校、一関市の認定こども園わくつこども園など14の小中学校とこども園です。このうち盛岡市立大慈寺小学校は在校生140人のうち13人がり患し、6年生が休業になりました。
学級閉鎖は盛岡第二高校や奥州市立江刺第一中学校など10の小中学校、高校、幼稚園です。このうち盛岡市立下小路中学校は在校生555人のうち32がり患し、1年生の1クラスが休業です。(岩手町立沼宮内小学校は学年、学級閉鎖両方あり)
いずれも重症者の報告はありません。
今シーズンのインフルエンザによる休業措置は岩手県内で延べ322件(うち盛岡市96件)となり、去年の同じ時期が2件だったのに対して、すでに300件を超えました。