増加傾向にある児童虐待への対応を強化しようと、警察などによる合同訓練が行われました。
(職員)
「殴られてないかなとかちょっと心配なんですよ」
(保護者役)
「ごちゃごちゃうるさいの、なんぞお前ら」
愛媛県警察学校で行われた11日の訓練には、警察と児童相談所の職員などおよそ40人が参加し、虐待の疑いがある小学生を保護する想定で進められました。
中では、警察官と児相の職員らが連携し、保護者から聞き取りを行ったり、令状を取って強制的に立ち入ったりする対応を確認していました。
県によりますと、県内の児童虐待対応件数は増加傾向にあり昨年度は過去最多の3136件で、子どもへの暴言や目の前で家族に暴力を振るう「心理的虐待」が6割を占めています。
(愛媛県警察本部人身安全対策・少年課 山下誠二 少年事件課長補佐)
「児童虐待の情報があれば、警察に通報をしていただく、もしくは児童相談所の通報ダイヤルがあります」
※児童相談所虐待対応ダイヤルは189番
警察と県では積極的な情報提供を呼び掛けています。
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