大規模な災害やインフラの老朽化対策を行う国の予算がどのように使われているかを紹介する展示が岩手県庁で開かれています。

この展示は国の「防災・減災・国土強靭化のための5か年加速化対策」の事業予算の使用状況をパネルで紹介するものです。
岩手県内には今年度までの3年間で、市町村分と合わせておよそ739億円が国から配分されています。
2016年の台風で洪水が発生した岩泉町の小本川では、川の流れを改善する掘削工事や堤防の整備に事業費が活用されました。
県によりますと、7年前を上回る雨量を記録した今年8月の台風による増水でも浸水被害は発生せず、効果があったということです。
展示は22日まで県庁1階県民室で開かれています。