県と友好協定を結ぶ中国・山東省から環境保全を学ぶ研修生が県を訪れていて県庁で歓迎式が開かれました。

県を訪れているのは、中国・山東省生態環境庁の職員ら5人です。

県と山東省は1982年度に友好協定を結び、県は1992年度から環境分野を学ぶ研修生を山東省から受け入れています。山東省ではカーボンニュートラルの実現を掲げていますが、大気汚染が課題となっていることから、研修生は山口県で地球温暖化対策や廃棄物対策についての取り組みを学びます。

研修は今月15日までの6日間で、脱炭素に取り組む県内企業も視察する予定です。

シャオ・チャンチェ団長は「山口県のノウハウを学ぶことで、山東省の環境保全に役立てたい」と話しました。

県はこれまでに151人の研修生を受け入れています。