JA全農いわてが販売した県産小麦の一部で基準値を超えるカビ毒が検出された問題で、岩手県奥州市は8日、市内の学校給食とふるさと納税の返礼品に対象の小麦が原料となったメニューや商品があったと発表しました。大船渡市の学校給食でも新たに確認されています。
この問題は、JA全農いわてが販売した2022年度産の県産「ナンブコムギ」から先月、基準値を超えるカビ毒が検出され、自主回収が進められているものです。奥州市によりますと、市内の学校給食で対象の小麦の使用が判明したのは小学校1校で、10月27日と先月14日に「はっと汁」と「せんべい汁」が提供されたということです。現時点で健康被害は確認されていません。また、ふるさと納税の返礼品として用意された麺の詰め合わせのそうめんにも原料に対象の小麦が使われていたということです。返礼品を受け取った4人に健康被害はありませんでした。
8日は大船渡市でも学校給食で対象の小麦を原料とするメニューが提供されていたことが分かりました。先月24日に末崎共同調理場で調理されたせんべい汁のせんべいです。末崎小学校と末崎中学校の児童生徒に提供されましたが、健康被害は確認されていないということです。
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