宮崎県は、日南市で回収された野鳥から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。

県によりますと、先月30日に日南市で回収され、簡易検査でインフルエンザウイルス陽性となったオナガガモの死骸について、国立環境研究所で検査を行った結果、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。

今シーズン、県内で野鳥から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは初めてです。

また、全国では、今シーズン、野鳥から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出された例が50件にのぼっているほか、佐賀県や鹿児島県など4つの農場で鳥インフルエンザが発生していて、県は、これまで以上に警戒するよう呼びかけています。