OECD=経済協力開発機構が世界81の国と地域で、15歳の生徒に対して行った学習達成度調査の結果が公表されました。

この学習到達度調査は、▼科学的リテラシー▼数学的リテラシー▼読解力の3つの分野について2000年以降3年ごとに実施されていて、新型コロナの影響で2021年に予定されていた調査が2022年に延期されていました。

調査結果では、日本は科学的リテラシーが前回の6位から2位に、数学的リテラシーが6位から5位に、いずれも順位を上げトップ水準を維持しました。

また、前回調査で15位と課題が浮き彫りとなっていた読解力は3位となり、大幅に順位を上げました。

文部科学省は、今回の調査結果について「新型コロナの影響で休校となった期間が他の国と比べて短かったことが影響した可能性がある」とOECDから指摘を受けたということです。

今回の調査では、シンガポールがすべての分野で首位を独占しています。

前回の2018年の調査で、すべての分野で首位を独占していた中国の「北京・上海・江蘇・浙江」は、調査に参加予定だったものの、新型コロナの影響で実施できなかったため、今回、調査には含まれていないということです。

それぞれ上位5か国は以下の通りです。

▼科学的リテラシー(平均点)
1位 シンガポール561点、2位 日本547点、3位 マカオ543点、4位 台湾537点、5位 韓国528点。

▼数学的リテラシー(平均点)
1位 シンガポール575点、2位 マカオ552点、3位 台湾547点、4位 香港540点、5位 日本536点。

▼読解力(平均点)
1位 シンガポール543点、2位 アイルランド516点、3位 日本516点、4位 韓国515点、5位 台湾515点。