ひとり親世帯の高校・大学受験費用を補助するNPO団体などが4日夜、進学について座談会を開き、中高生が自身の将来に向き合いました。

NPO法人にじのはしファンドなどが始めた支援は、ひとり親世帯の受験にかかる航空運賃や塾の費用などについて1人5万円を上限に支給するもので、12月4日に説明会が開かれ、那覇市に住む26組の親子が参加しました。

あわせて開かれた座談会では中高生たちが、NPOスタッフに大学時代の苦労や1人暮らしで注意することなどを質問し、自身の将来を考えました。

参加者
「支援をいただけるのは、本当に有難いことだなと思ったし、自分の夢を心置きなく求められる幸せさを感じた」

にじのはしファンド糸数未希代表
「目標とする大学や高校に入って、友達と楽しく学んだり、青春というのかな、謳歌してほしいなと思いますね」

NPOでは支援制度を活用して、それぞれが希望する学校に合格してくれればとしています。