イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を再開させるなか、国連安全保障理事会は4日、パレスチナ情勢をめぐる非公開の会合で休戦を求める新たな決議案について議論しました。

国連安保理では先月15日、ガザ地区への人道支援を行うため戦闘の停止を求める決議が採択されました。

しかし、今月に入って人質解放などをめぐるイスラエルとハマスの間の交渉は決裂。戦闘の再開により人道支援も困難な状況とみられ、4日開かれた非公開会合ではフランスなどから改めて“休戦を求める決議”の採択を求める声があがりました。

ただ、アメリカは。

アメリカ ウッド国連次席大使
「現時点では現地の状況を改善するために安保理にできることがあるとは考えていない。かえって複雑にする可能性もある」

攻撃を続けるイスラエルの立場に理解を示すなかで「現地で行われている交渉の妨げになる可能性がある」などと主張、現時点での新たな決議の採択には消極的な姿勢を示しています。