鹿児島県・屋久島沖でのアメリカ軍のオスプレイ墜落事故を受け、那覇市議会は4日にオスプレイの飛行停止などを求める抗議決議を、全会一致で可決しました。
鹿児島県の屋久島沖でアメリカ軍のオスプレイが墜落した事故では、乗員1人が死亡し、7人がいまだ行方不明です。
糸数昌洋那覇市議
「米軍が普天間飛行場所属オスプレイの飛行を強行しているのは、県民の不安感を著しく煽るものであり、断じて容認することはできない」
この事故を受けて那覇市議会は12月4日、原因究明と有効な再発防止策が講じられるまでのオスプレイの飛行停止などを盛り込んだ抗議決議案を審議し、全会一致で可決されました。
抗議決議文はアメリカのバイデン大統領や上下両院の議長などに郵送される予定です。
また県議会でもこの事故をめぐって米軍基地関係特別委員会が開かれました。
墜落した機体の同型機の嘉手納基地への飛来がことし大幅に増えていることが共有されたほか、事故に関する抗議決議を提案することが確認されました。
再度、委員会を開き決議案について審査する予定です。