日南市では師走の風物詩となっている伝統の黒砂糖づくり「さとねり」が行われています。

江戸時代から伝わる「さとねり」は毎年この時期に日南市風田にある風田製糖組合のさとねり工場で夜を徹して行われています。

師走の風物詩になっている「さとねり」は絞り機にサトウキビを通してしぼり汁を抽出。

そのしぼり汁を木製の釜で長時間煮込んで飴状になるまで勢いよく練って作られます。

この日は地元の小学校の児童およそ40人がさとねり工場を訪れ、さとねりを体験しました。

「(黒砂糖ができるまでに)いろいろなことをしているんだなと思った。」
「昔から頑張っているということがわかりました。」

風田製糖組合では今年、およそ6トンの黒砂糖生産を見込んでいて、日南市内のスーパーなどを中心に販売されます。