読谷村の渡慶次小学校で、地域にすむ生物の生態系を復元する「ビオトープ」づくりを学ぶ特別授業が行われました。

渡慶次小学校では、おととしから理科の授業などを活用してビオトープづくりに取り組んでいて、生活用品メーカーのライオンが県内の小中学校の環境教育に助成金を送る『ライオン 美ら action』の認定校に指定して活動を支援しています。

11月29日には6年生を対象に専門家による特別授業が行われ、都市化などによって失われた生態系を復元し、本来その地域にすむ生物の生息空間を作る「ビオトープ」で植物を観察したり手入れをしたりしながら学びました。

児童は
「色んな生物が来るようなきれいなビオトープにしたい」
「ごみをなるべく無くして、動物たちが触れ合えるようなきれいな環境にしていきたい」

草木の種類なども話しあって作ってきたビオトープとあって、子どもたちは後輩たちにもこの環境を引き継ぎたいとの思いを新たにしている様子でした。