デジタルアートによって高知城が光の世界に包まれるライトアップイベントが12月1日夜、開幕します。これを前に11月30日夜、内覧会が開かれました。
12月1日夜、開幕するのは「NAKED夜まつり高知城」と銘打ったライトアップイベントです。
(松岡葵アナウンサー)
「こちらの階段は、朱色や黄色にライトアップされていて、鳴子をイメージした階段になっています。軽快な鳴子の音も相まって、とてもワクワクしてきます。普段少し上るのが大変な高知城のこの階段も、ひょい!ひょい!ひょい!と登れちゃいそうです!」

冬場、減少傾向にある観光客数を増やすことなどを目的としているこのイベント。今年は、東京駅のプロジェクションマッピングなどを手掛け、海外でも活動するクリエイティブカンパニー『NAKED,INC.(ネイキッド)』がプロデュースしています。
高知城を皿鉢料理の皿に見立て、仁淀ブルーやよさこいなど高知の魅力をてんこ盛りにしたような内容です。

こちらは、参加型のデジタルアート。モニターで撮影した自分の顔が、プロジェクションマッピングによってよさこいダンサーとしてスクリーンに映し出されます。

(松岡葵アナウンサー)
「ありました!一番左側の!私ですね!私こんなふうに踊れないですけど、よさこいに参加しているような気持ちになります。友達とか家族とかと一緒に撮ったら、絶対いい記念になりますね!」
さらに、高さ18.5メートルの天守を彩るプロジェクションマッピングは、装飾が目まぐるしく変化したり、回転しているように見えたりと、見ごたえ抜群です!

「NAKED夜まつり高知城」は、2024年1月14日(日)まで開かれます。時間は午後6時から9時半までです。ふもとの丸ノ内緑地では週末を中心に飲食店や雑貨店などが出店するナイトバザールも開かれます。