オスプレイ事故について政府は当初、アメリカ軍から受けた説明の通り「不時着水」という言葉を用いて、コントロールを失わずに着水したことを強調していました。
宮澤博行 防衛副大臣
「米側から説明を受けていますけど、最後の最後までパイロットが頑張ってらっしゃったということでございますから“不時着水”という言葉でございます」
機体が原形をとどめないほどバラバラに大破しているにも関わらず、主体的な見解を示すことができない政府に玉城知事は昨夜、懸念を示していました。
玉城知事
「表現を和らげる使い方をしたいというのが政府であり、米軍の考え方であるかもしれませんが、我々はその状況をしっかりと報告を受けたうえで、不時着水と言う表現が適切かどうか注視をしていきたい」
ところが一夜明けた30日、政府の説明は一転します。
木原防衛大臣
「米空軍横田基地のCV―22オスプレイ1機が“墜落”いたしました。本日になって今般の事故については、墜落、クラッシュという表現であったというふうに説明がありました」
木原防衛大臣はアメリカ軍から説明があったとして、オスプレイは「墜落」したと表現しました。
アメリカ軍の説明通りに発表する政府の姿勢が、今回の事故で改めて浮き彫りとなっています。
注目の記事
「太陽フレア」連続発生 そもそも太陽フレアって?「地磁気嵐」「 高エネルギー粒子現象」は終息

「蒸発したい」避難所で漏れた本音…住まい見つからず3か月 “みなし仮設入居の差” に弁護士から異論も

浸水していく車で泣く女の子・・・記録的大雨で流された家族4人を発見 全員をロープで救った緊迫の一部始終 熊本県天草市

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】

「日本各地でオーロラが見えた」太陽フレアにともなう磁気嵐の影響 通信障害の心配は? GPSの精度が下がる?

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】









