長崎県では1医療機関で報告されたインフルエンザの患者数が43.67で、警報レベル基準値「30.0」を超え、長崎県感染症対策室は30日「インフルエンザ流行の警報」を発表しました。
長崎県は、11月20日から26日までの感染症発生動向調査の速報を発表しました。
それによりますと、11月26日までの一週間に、県内70の医療機関で報告されたインフルエンザの患者数は、前の週より1,081人増え、3,057人となりました。
1医療機関あたりの報告数は43.67で、警報レベル基準値「30.0」を超え、長崎県感染症対策室は、30日、インフルエンザ流行の警報を発表しました。

県全体では<2018年~2019年>以来5シーズンぶりの警報発令となりました。
10保健所中7保健所で『警報レベル』となっており、地区別では、多いところから
・対馬地区…106.00
・長崎地区…71.94
・県北地区…55.50
・西彼地区…44.83
・上五島地区…35.00
・県央地区…30.09で、いずれも警報レベル開始基準値「30」を超えています。
また、すでに「警報レベル」となっている佐世保地区は 22.55で、終息基準値「10.0」を上回っており 「警報レベル」が継続しています。

県は、場面に応じたマスク着用や、手洗い、換気など基本的な対策を呼びかけています。