新潟県庁が県地域振興局に発送するはずの書類を、県内の市役所に誤って送っていたことが分かりました。文書内容の漏えいはないとしています。

新潟県によりますと、誤発送があったのは新潟県庁から県新発田地域振興局や南魚沼地域振興局の県税部などに送るはずだった1747枚の書類です。
地域振興局の職員が書類が届いていないことに気付き、発覚。11月27日に発送した書類は、28日に新発田市役所や南魚沼市役所に届いていました。
書類は県税の課税に関するもので、県民の個人情報などが含まれていましたが、各地域振興局が回収するまで書類は開封されなかったため、情報の漏えいはなかったということです。

県は誤送が起きた原因について、担当者が書類を発送する際に送り先を勘違いしたほか、宛名の確認を怠ったためとしています。

県は職員に対し、改めて宛先を確認してから発送することを徹底していくとしています。