サッカー・アルビレックス新潟は28日、DF田上大地選手(30)と2024年2月1日以降の契約を締結せず、今季限りで契約満了とすることを決定したと発表しました。
田上選手は千葉県出身。
流通経済大付属柏高から流通経済大に進み、卒業後は長崎や柏でプレーした後、2020年にアルビに加入しました。
アルビではセンターバックやサイドバックとしてJ1・J2リーグ戦88試合に出場し、5得点をあげました。
また“ニイガタガミカタ”プロジェクトとして、ひとり親家庭や児童養護施設などへの支援といった社会貢献活動も行ってきました。
田上選手はクラブを通じてコメントを発表しています。
アルビレックス新潟に4シーズン在籍させていただきました。
いい時も悪い時もあり、さまざまな想いを感じながら過ごしてきたと振り返っています。すべてが充実したものだったとは言えませんが、自分が新潟でやってきた4年間に悔いはなく、ピッチ内外で自分ができることを最大限にやってきたつもりです。
自分が新潟に加入したシーズンに新型ウイルス禍となり、チームにとってもサポーターの皆さんにとっても難しいことがたくさんありました。それでも、新潟に関わるすべての方々と逆境を乗り越えたからこそ、昨年はJ1昇格をつかめたと思いますし、新潟という地域にアルビレックス新潟は必要不可欠なのではないかと身に染みて感じました。
だからこそ、皆さんの声や拍手を背中に感じながら、もっと新潟のために戦いたいという想いが込み上げますが、しっかりと受け止めて、サッカー選手としてデンカビッグスワンスタジアムに戻って来られるように、次のステップでも頑張りたいと思います。
新潟で過ごした時間の中で、新潟という土地が本当に大好きになりました。新潟から身体は離れることになりましたが、自分の心から離れることは決してありません。また新潟に来た際は、よろしくお願いします。身に余るほどのサポートをいただき、本当にありがとうございました。