望まない妊娠を防ぐための「緊急避妊薬」について、医師の処方箋なしで適正に販売できるかを調査するため、きょうから全国145の薬局で試験的な販売が始まりました。
「緊急避妊薬」は性行為から72時間以内に服用することで、妊娠を8割程度防ぐとされるものですが、現在、国内では医師の処方箋が必要です。
「緊急避妊薬」について、厚生労働省から調査事業を委託された日本薬剤師会はきょう、全国145の薬局で処方箋なしでの販売を始めました。薬局のリストは日本薬剤師会の特設ホームぺージで公開されています。
購入できるのは、調査研究への参加に同意した16歳以上の人で、販売価格は7000円から9000円程度。試験販売は来年3月までの予定で、厚労省が調査結果などを踏まえ、その後の販売について検討します。
注目の記事
「“離脱して良かった”という声の方が多い」自公連立に“終止符”を打った会談の裏側と「高市総裁は総理になれるのか?」公明・斉藤代表に聞いた【news23】

敗者の脳は語る— マウス社会の「負けグセ」をつくるスイッチを発見! 脳から特定の部位を取り除くと…

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

特集戦後80年「総理所感」は何を伝えたのか 沖縄戦体験者「歴史直視を」

「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線
