金沢市内を走る路線バスの減便や路線廃止の影響で市民生活に大きな影響が出ている問題で27日、金沢市議会の地域交通特別委員会が、改善策を求める提言書をまとめました。

金沢市議会地域交通特別委員会

バス業界では運転手不足が問題になっていて、北陸鉄道グループでは運転手が346人必要なのに対し、9月末の時点で29人足りていません。

この影響で今年4月のダイヤ改正では、平日で約160便、土日で約200便の大幅な減便が行われました。

金沢市議会地域交通特別委員会・小間井大祐委員長「金沢の公共交通をどう守っていくか改善していくのかを本気で議論していただきたいと伝えたい」

小間井大祐委員長

提言書では、路線の見直し・改善に向けた本格的な協議の場を設けるなど、具体的な進展に努めるよう求めていて12月11日に金沢市の村山市長に提出されます。